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コース 3 / 5 · 10講

数学の基礎

計算はAIが代わりにやってくれます。しかし、何を計算すべきかを決め、その答えが正しいかを見極めるのは今も人の役目です。このコースでは、その判断に必要な数学を組み立て直します。

私の進度0 / 10

学校を離れて長くたつと、数学は「公式を覚えて解く科目」としてしか残っていないことがよくあります。けれども大人の生活で数学が必要になる場面は、たいてい公式ではなく感覚の問題です。割引と値上げが重なったら結局いくらになるのか、記事の「2倍に増加」が実際にはどれほどの変化なのか、ローンの利息が時間とともにどう膨らむのか――それを判断する感覚です。

AIの時代には、この感覚がますます大切になります。AIは計算を素早くこなしますが、問題の立て方を誤ると、間違った計算をとてもきれいに見せてしまいます。解き方を読んでどの段階がおかしいかに気づく力と、検算で答えを確かめる習慣があってこそ、AIの計算を信頼して使えます。

コースは、数と割合(第1〜2講)、式とグラフ(第3〜5講)、図形(第6講)、確率と統計(第7〜9講)、AIの数学(第10講)の順に組まれています。どの講義にも段階ごとの解き方と検算がついているので、目で読むだけでなく、紙に書いて実際に解いてみることをおすすめします。

こんな方に
  • 分数の割り算やパーセントの計算でいつも混乱していた方
  • ニュースや報告書の数字・グラフを自分で判断したい方
  • 子どもの算数・数学の勉強を手伝うために基礎から整理し直したい方
  • AIがどんな数学で動いているのか、全体像をつかみたい方

講義一覧

  1. 1講 🔢 数と計算 ― 分数と小数をもう一度

    計算の順序を守り、分数は「同じ大きさのかけら」にそろえてから足し、割り算は「何回入るか」として理解すれば、分数と小数の計算はぶれなくなります。

    約15分
  2. 2講 📊 比と割合 ― パーセントを正しく読む

    パーセントでは、いつも「何の」パーセントなのか、つまりもとにする量が何かが要です。もとにする量が変われば、同じパーセントでも違う量になります。

    約17分
  3. 3講 ⚖️ 方程式 ― わからない数を見つける天びん

    方程式は、左右の重さが等しい天びんです。両辺に同じことをすればつり合いは保たれる、というただ一つの原理で、移項も連立方程式も文章題もすべて解けます。

    約20分
  4. 4講 📈 関数とグラフ ― 変化を読む目

    関数は1つの入力に1つの出力を決める規則で、一次関数の傾きは「入力が1増えると出力がどれだけ変わるか」です。この2つさえつかめば、グラフが語りかけてくるようになります。

    約18分
  5. 5講 🚀 指数と対数 ― かけ算で大きくなる世界

    足して大きくなるものと、かけて大きくなるものは、まったく違う育ち方をします。指数はかけて大きくなる量を書くことばで、対数は「何回かけたか」を逆に問うことばです。

    約18分
  6. 6講 📐 図形の基礎 ― 面積と三平方の定理

    面積の公式はすべて「長方形に直す」ことから生まれ、三平方の定理は直角三角形の3辺の関係です。この2つがあれば、身の回りの長さと面積の問題はほとんど解けます。

    約18分
  7. 7講 🎲 確率 ― 不確かさを数で表す

    確率とは「起こりうるすべての場合のうち、望む場合の割合」です。場合をもれなく、重なりなく数えることが、確率の計算のほとんどすべてです。

    約17分
  8. 8講 📉 統計 ― 平均値・中央値・分散

    データを1つの数に要約するときは、「真ん中はどこか」と「どれだけ散らばっているか」をあわせて見る必要があります。平均値だけを見ると、データの半分を見落とします。

    約20分
  9. 9講 🔍 データを読む ― グラフの落とし穴

    数字はうそをつきませんが、数字の見せ方はたやすく誤解を生みます。軸、基準、標本、比べる対象を確かめる習慣こそが、データを正しく読む力です。

    約16分
  10. 10講 🧠 AIを理解するための数学

    AIの計算は、結局のところ「数のリスト同士をかけて足す」ことと「間違いの度合いが減る方向に少しずつ直す」ことの繰り返しです。小さな例題を手で計算してみると、巨大なモデルの原理も同じ形をしていることが見えてきます。

    約20分

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